カブに乗るちょっとしたコツ
 カブに乗るちょっとしたコツをつかめれば、あなたも立派なカブライダー!
【シフトダウン】
 例えば、カーブ手前でギアを3→2速にしたら、キキッ♪と後輪が鳴ってエンジンブレーキがキツクかかりバランスを崩したとかないですか?
 カブのチェンジペダルは、踏み込むとクラッチが切れます。といことは踏み込んだ状態では空吹かしかできるのです。キキッ♪と鳴るのは、下のギアにしたために、タイヤの回転数とエンジンの回転数が合わなくなったからです。下のギアに応じた回転数にすることで防げます。シフトペダルを踏み込んだときに(クラッチが切れた状態)、アクセルを少し開けてエンジンの回転を上げると同時にペダルから足を放します。回転は上げすぎてもダメです。上手く行けば、ショック無くシフトダウンできます。スポーツバイクがカーブ手前で♪ブオン♪ブオン♪と空吹かししてる音がすると思いますが、アレをカブでやるのです。
【ブレーキのかけ方】
 スーパーカブやリトルカブのフロントサスペンションは、ボトムリンク式という機構を使ってます(現行のスーパカブはテレスコピックになってます)。フロントブレーキだけ握れば、ボヨヨンと前が浮き上がるような感覚がないですか?
 それを防ぐには、リアブレーキを少し先にかけます。後ろから引っ張られることで、下方向に力がかかります。フロントブレーキを握ってもサスペンションが沈んでいるので浮き上がりがマシになります。
 また、カーブ手前でもリアブレーキを上手に使ってフロントを沈むようにすれば、カブがすっとバンクして行き、旋回性があがります。逆にフロントブレーキを先にかけてしまうとフロントが持ち上がり、カブは曲がってくれません。
リアブレーキを使いこなすことがカブを安定して走らすコツです。加重の変化を感じて!
【オイル交換】
 スーパーカブはオイル交換しなくてはいけません。マニアは別として、普通の町乗さんはエンジンオイルを重要視している人は少ないのでは。入っていたら大丈夫では、寿命がぐっと短くなります。「そういえば新車から初回点検のときにオイル交換したっきり・・・メーター見たら、10,000キロ近く」・・・よく今ままでご無事で!と言いたくなる。取扱説明書には、初回1,000q、あとは3,000qでオイル交換を推奨してます。メーカーが指定してる交換時期だからこれで大丈夫といえば大丈夫なのですが、末永く大切に乗りたいのなら、1,000qごとの交換をおすすめします。オイルは交換したときから潤滑性能が落ちる一方です。新品の状態の性能を維持できてるのはせいぜい500qぐらいだと思います。カブは普通に走っていても高回転を多用します。オイルがへたってくるのも早いです。
 オイルは純正で十分ですが、より潤滑性能を求めるなら、いいオイルを入れて下さい。オイルだけでも少しエンジン性能がアップしますよ。マニアはこのフィーリングの違いを重視します。微妙な違いですが、もう安いグレードには戻れなくなるぐらい気持ち良さが違います。
 オイルは価格と性能が比例します。カブにリッター3,000円を超えるレーシングオイルを入れてる方もいます。真夏にツーリングに出て、流れの速い国道を走り連続高回転を多用したりすると、グレードが低いオイルはオーバーヒートしてきます。グレードが高いオイルは、その過酷な状況でも安定した潤滑性能を得られます。
 オイルには鉱物油・部分化学合成油・100%化学合成油とあります。鉱物油のベースオイルは原油を精製して作られ、それに添加剤を配合していろいろな性能を得られるようにしてあります。価格が安いですが熱にも弱いです。化学合成油はベースオイルを化学的に合成して作られ、ベースオイルそのものの性能が高く、熱に対する安定した性能を発揮します。製造コストがかかるので高いです。そして、部分合成は、鉱物油と化学合成油を配合して作られたもので、価格も性能も中間です。
ガンガンエンジンを回す方には、100%化学合成油・長距離ツーリングや郊外へカブで行く方には部分合成油・町乗り中心なら鉱物油という感じで性能を考えたらいいでしょう。もちろんいいオイルを入れることに悪いことは何もありません。町乗りの方が100%化学合成油を使ってもすごくエンジンにはいいことです。
 オイルは二輪用のMAグレードの表示のものを使うのが無難です。四輪用使って故障したという話しは聞いたことないですが、ミッション・クラッチを同じオイルで潤滑するカブですから、二輪用を使うのがいいでしょう。四輪用はミッションのことは考えてありません。
 では、マメなオイル交換で、カブを大切に!特にCT110はオイルが大切ですよ。
【ドライブチェーン】
 
今日も聞こえてくる、♪ガラガラガラガラ〜♪ガチャコン♪ガラガラガラガラ〜♪♪♪・・・・。伸びきったチェーンがチェーンケースを叩く音。なんとも痛ましい音がしてます。「もっと大切にしてやってくれ」と言いたくなります。常にガラガラと鳴ってなくても、チェンジする時に駆動がかからなくなると♪ガチャン♪と鳴っているのを聞きます。緩んだチェーンは外れてスプロケット(歯車)に巻き込む可能性もあり、下手すりゃ転倒して大事故につながります。 気にされてないチェーンは油っけもないですし、ギシギシ状態。エンジンパワー食われるし燃費も悪くなる。
 チェーンの張り具合の調整は、簡単なようで奧が深い。位置によって遊びが違うので、必ずリアタイヤを回しながら一番遊びが少ないところで合わしましょう。遊びはチェーンケースの穴のところで、20ミリ(軽く上下する範囲)です。どうせ伸びてくるのだからと張り気味にしたくなりますが、それはダメです。伸びすぎたのといっしょで、百害あって一利なしです。少し遊びが多いかなというぐらいのほうがいいです。センタースタンドで調整したら、サイドスタンドにしてリアサスペンションが沈んだ状態(フロントスプロケットとリアスプロケットの距離が長くなる)で、もう一度遊びのチェックをして下さい。センタースタンドの状態では遊びがあるのに、サスペンションを沈んだ状態にしたら遊びが無くなりキンキンにチェーンが張っていることがあります。サスペンションが沈んだ状態で少し余裕があるぐらいの遊びに調整しましょう。
 チェーンオイルは、バイク用品店やホームセンターなどで買えます。エンジンオイルも使えないことないですが、遠心力で早く飛び散ってしますので専用オイルがいいでしょう。チェーンがフルカバーされているカブは驚くほどオイルがもちますし、きちんと潤滑されていれば伸びも少ないです。
 スムーズに動くチェーンで走りもスムーズ!
 
 【点火プラグ】
 点火プラグの存在って忘れてませんか?ワタクシ・・・忘れてます(笑)。
 ノーマルエンジンだとほとんどチェックなんてしませんよね。実際、あっ!と気づけば10,000qなんてこともあります。外してみると、摩耗してますがまだ使えそうな感じもします。ジワリジワリと性能低下をしていると思われますが、そんなの体感できるもんではありません。
 プラグの寿命が来ると始動困難になることで、あっ!プラグ。いつ交換したっけ??という具合です。プラグメーカーでは、3,000〜5,000qで交換を推奨してます。本来のエンジン性能を発揮するためにも、早い目早い目に交換しましょー!安いもんですしね。交換するとエンジンのフィーリングが良くなったと体感できますよ。10分も走れば慣れてわからなくなりますがね(笑)


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